月別アーカイブ: 1月 2009

>「持続可能な医療サービスと制度基盤に関する研究会」第2回会合議事要旨

>「持続可能な医療サービスと制度基盤に関する研究会」
第2回会合議事要旨
(平成20年12月12日(金) 16:00~18:00)

表題の件の議事録
この中にIHNという言葉、また専門医にはジェネラリストを含むという主張が含まれています。

研究会メンバーはこちら

最近IHN(integrated healthcare network)という言葉があちこちで聞かれるようになってきました。北米では少し前からある言葉なのですが。

日本病院会雑誌 病院学 2006.4月号 pp. 22(490)ー42(510)
(この記事の中に、「人工過疎地」=「医療過疎地」ではない。医療ニーズの規模は単に人口規模によって決まる。医療過疎地の発生は医療提供側の努力不足。というスライド。またIHN創造は地方医療圏ほど優位。というスライドがあります)

日本版IHNの実現へ 経済学博士が講演
東総地域医療連携協 旭市
2006年09月02日12時10分

総合病院国保旭中央病院の経営形態等に関する検討委員会議次第

総合病院国保旭中央病院の経営形態等に関する報告書

私も最近その事で執筆させて頂いています。まだ著作権の問題でweb公開は出来ませんが。

このIHNという仕組みにおいて、質の高いプライマリケアを提供する人とインフラの確保は避けて通れません。
日本中の医療機関がジェネラリストを求めて探し回る頃には優秀なジェネラリストはそれぞれの活躍の場に落ち着いてしまっています。今から育てるか、コネを作るか。

初期研修医のexit interview

私たちのクリニックには,K総合病院の初期研修医が必修の地域医療枠として全員が,2週間研修に来ます.私たちの広い診療領域という特性を利用して,それぞれが,その将来像に合わせて,学習課題を見つけることが出来,こちらも驚くほどの発見や学びをして帰られます.

いつも2週間の最終日に学んだことを発表をしていただき,それと別に簡単な面談を私と持ちます.(exit interviewと呼びます)

年末年始,という不規則な時期のためあいにく4日間という変則的スケジュールでしたが,来てくださったT医師と年の瀬に,exit interviewを行いました.

そこで出た発言,

当院に来る前の12月の3週間はUC Davis (カリフォルニア大学Davis校)にリウマチ科を中心に見学に行っていたが,2-3日家庭医の外来をみせてもらった,その時にあまりに日本の自分がみた外来と違うことに驚いて,帰国後家庭医療を売りにして頑張っているクリニックではアメリカの家庭医療に対してどのぐらい遅れているか差があるか,比べてやろうと思っていた.

しかし,ここで行われている医療をみてみたら,全く同じ事が行われていた!!まったく遜色ないです.すごいです!

とのことでした.まあ多少ヨイショもあるのでしょうが.米国の家庭医療とここの診療をみて同じようなコメントをされる人はこのT先生が初めてではありません.

お昼の発表では言わなかったそうなので,「それをみんなの前で言ってあげて欲しいのに!」と言ってしまいましたが,嬉しい限りです.

にも書きましたが,

家庭医となるための研修において,施設を注意深く選ぶ必要はあるが,もはや優劣ではなく,特徴の差異のみである.

という状況でしょう.勿論改善すべき点はまだまだありますので,引き続き頑張っていきます.