月別アーカイブ: 12月 2009

>収穫と振り返り

>最近だいぶ静脈の仕事が出来るようになってきました.まだまだ改善点はありますが.
やりっ放しで,何をどれだけやったのかをこまめに記録して振り返っていかなければ,それははたけに大量の種をまいたにもかかわらず,その成果(収穫物)には目もくれず,ひたすら種だけをまいているようなものです.
1年間の実績(講演,学会,執筆など)はこまめにまとめていかないと,どんどんやる気がなくなります.
私の場合は年に3回強制的にやらざるを得ない締め切りが用意されておりそれに合わせて年に3回自分の活動をまとめます.
1.5月頃 所属する法人の事業報告の原稿作成に合わせて(通常遅れます)
2.夏から秋にかけてHANDS-FDFの2回目のセッションで履歴書についてのコマがあります.そこで実例をフェローの人に見てもらうために,再度update (実質の自分の履歴書のupdate)
3.年末にかけて,その1年間の総括の意味も込めて.そしてこのときのまとめは重要な意味を持ちます.
年賀状の送付先リストの基礎データになるのです.
その1年お仕事を依頼してくださった方と,新年度既に依頼頂いている方々に年賀状を送るようにしています.ですから漏れを認めるわけにはいきません.

どうやって確認しているか.日常スケジュールの管理はgoogleカレンダーですがカレンダーを何種類も併用しています.(そこがgoogleカレンダーのよいところ,それぞれの色が違います)
1.日常的に館山でやる業務を入れるカレンダー
2.プライベートの用事を入れるカレンダー
3.館山以外の場所でやる仕事のカレンダー(これに出張,講演等が入ります.鴨川での会議や外来も入りますが,秘書さんにとってはこのカレンダーで予定が入っていたらとにかく館山にはいない,ということが分かるので電話対応などがしやすい)
4.医局行事のカレンダー
5.館山に見学や訪問に来られる方,短期研修の人の予定のカレンダー
6.医局秘書の予定
まだあったかな?
普段依頼が入ったらgoogleの3のカレンダーに予定を入れます.
googleカレンダーはそれぞれ独自に表示,非表示が切り替えられるので
今回のようにまとめをする段になったら,3以外のカレンダーを全部非表示にするだけで簡単に確認することが出来ます.それを一箇所にまとめていけばよいのです

さて振り返り
講演,講師活動

2009年は30件
ちなみに 2008:24件 2007:20件 2006:30件
2006年で多すぎると反省したはずなのに..またリバウンド.
現在のやり方の問題は1年の最後まで数を数えないので全部終わってから多すぎた,と気づく.来年から番号を振るか.
学生さんとの関わりも公式の講義,非公式の勉強会を交えて聖マリアンナ医科大学,千葉大学,北里,杏林,東海,医科歯科と増えており,ありがたい限りです.
また今年は製薬会社さん(これはプロフェッショナリズムの観点からお受けするかどうか大いに悩みました),看護師さん,薬剤師さんなどこれまで余り無かった方にお話しすることが出来ました.感謝.
またインフルエンザについて有料の講習会の講師をするという貴重な経験
総合医スキルアップセミナーのシリーズ
などなど秋口はきつかったですが,それなりの収穫もありました.
来年早々からいろいろと依頼をいただいています.
今年もまた来年も何件かは予定が合わずお断りをせざるを得ない依頼がありました.
体が一つなのでどうかご理解の程をよろしくお願いいたします

学会発表
学術活動(学会)

9件(公募WS含む) 主演者は2件でした.
2008:8件 2007:13件 2006:11件
まずまずですね.ただこれまでは指導教官的な立場の発表(主演者が別)の物が多かったため今年は自分が主演者として意図的に取り組む物を入れました.数だけではない,質的な挑戦が出来たと思います.

論文、執筆活動
淋しい限りです.
一番苦手とするところで,ここが,まだ弱いと感じている静脈の仕事.
来年もここを重点課題にすることになりそうです.

様々な過去の活動の中身は可能な限り以下で公開しています.
http://www.scribd.com/familydoc

質的研究 修士論文 共有

もうずいぶん前の話になってしまいましたが,同様の研究テーマを考える人もいるようなので,参考になればと公開して共有することにしました.研究の結果は協力頂いた研究参加者に返すのが最も正当な成果の還元,ということもあります.

ピッツバーグに住む永住目的以外の日本人が医療を利用する必要が生じたときにどのような経験をするのか ということについての質的研究です.
半構造化面接で結果的には18人の型からお話しをきき,9つのテーマが浮かび上がりました.

日本の医療はまんざらでもないと考えていますが,この研究もそう考えるに至ったきっかけの一つです.
それまでは待ち時間=医療機関に入ってから医師の診察を受けるまでの時間と考えていましたので日本は3時間待ち3分診療といわれるように,ほぼ予約制でしかもそれほど時間がずれない米国とくらべると見劣りすると考えていたのですが,お話しを聴いていく中で,

「待ち時間=かかりたいと思ってから医師の診察を受けるまでの時間」

という認識をしていることが判明,そうすると通常米国は電話をした当日に診てもらうのは至難の業ですから,「いくら待ったとしても当日には必ず診てもらえる」日本の方が待ち時間は短い,という認識なのです.

その他の知見は読んで頂けると幸いです.英語ですが.

エントリーの最後に質的研究の参考となるまとめへのリンクを載せています.


A Qualitative Research on the Experiences of Getting Medical Care in the United States by Members of the Japanese Community in Pittsburgh

A Qualitative Research on the Experiences of Getting Medical Care in the United States by Members of the Ja… http://d1.scribdassets.com/ScribdViewer.swf?document_id=24357048&access_key=key-w9sut3exfiqbbjrfadw&page=1&version=1&viewMode=list

参考
2008/03/13 質的研究 qualitative research のリソース