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家庭医認定プログラムで研修中のレジデント

NPO日本家庭医療学会は一会員の声を大切にしてくれます.
各認定プログラムにどれくらいの登録研修医(後期.レジデント)がいるのか公開してください.というお願いを一会員として出しましたら,10/6に対応してくださいました.

学会認定家庭医療後期研修プログラム一覧

登録研修医数によるプログラムの数(9月10日現在)
0名 39プログラム
1名 17プログラム
2名 5プログラム
3名 4プログラム
4名 3プログラム
5名以上10名以下 3プログラム
10 名以上 10プログラム
合計 81プログラム

5-10のところ,10以上の所は正確な数が分からないが,それぞれ最低人数 (5人,10人)としても合計166名の登録後期研修医が研修していることになる.

ただし,毎年8000人の医学生が卒業するうちの3学年24000人に対しては,1%にも満たない.諸外国にはほど遠い.

でもここからがスタート.
学会認定のプログラムがあること,そこに所属し,研修を終える医師がいることの意義は恐らく多くの人(家庭医療業界にいる人も含め)が思っている以上にずっと大きい.

これまでは「家庭医」の定義がなかったために,「家庭医の質」に関しての議論,比較ができなかった.

反対する人がいたり,合意されるかどうかは別問題として,まったく恣意的ではあるが,これからは家庭医を「日本家庭医療学会の認定プログラムを修了した医師」と定義することができ,それに当てはまる当てはまらないが明確にできる.つまり比較調査,研究ができるということ.

これからは日本で生まれる家庭医の質が問われる.それだけに認定プログラムで研修をする医師の責任,そのプログラムを運営する側の責任は大きい.

しかし10名以上いるプログラム10個もあったかな~

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学会賞受賞演題スライド,読み原稿,審査基準

過去の栄光にすがるつもりはありません.皆さんに乗り越えてもらうのが目的です.

日本家庭医療学会 学会賞 受賞!

共同研究者全員の許可が得られましたので,スライドと読み原稿をアップしておきます.当日は6分発表4分質疑応答のところ,リハーサルでは7分ちょっとだったのが,8分をオーバーしています.読み原稿は改善の余地有りです.

審査基準については,学会賞受賞の発表の場で公開していたので,問題ないと思います.以下の9点です.

-先行研究のレビュー (0, 25, 50, 75, 100)
-研究方法の適切さ (0, 25, 50, 75, 100) 
-考察の論旨 (0, 25, 50, 75, 100)
-オーラルプレゼンテーション (0, 25, 50, 75, 100)
-スライド・AV機器の効果的利用 (0, 25, 50, 75, 100)
-家庭医療との関連性 (0, 25, 50, 75, 100)
-発展性のある研究 (0, 25, 50, 75, 100)
-研究全体の印象 (0, 25, 50, 75, 100)

(     )/800 +「倫理的配慮」(あり、なし)

我々の演題を含め,それぞれの発表が何点だったかは公表されていません.

以前のエントリーでも書きましたが,学会としてはより質の高い研究が出てくることを願って,学術集会や学会賞などを設ける訳なので,最初から判断基準を開示して,最低限の形式を整えるのは大前提として,そこからどうやって他者に差をつけるか,で切磋琢磨できる方が良いのではないでしょうか.また得点についても公表しなくとも,それぞれの発表者にはフィードバックをかけるとよいと思います.学会賞を決める為の総括的評価であると同時にそれぞれに対しての形成的評価になったほうがよい,ということです.

効果的な学会抄録の書き方

メインとなったこちらでも,話題として取り上げています.

2008年06月08日
第23会日本家庭医療学会 学会賞受賞!

http://documents.scribd.com/ScribdViewer.swf?document_id=3409700&access_key=key-c8b6jzky4u0j547kyv1&page=1&version=1

2008年 6月 4日 第3回 日本家庭医療学会 学会賞 受賞演題 於:第23回 日本家庭医療学会 学術集会 2008年5月31日、東京 医学生は家庭医療コース参加の結果 どのように変わるのか?              川崎市立多摩病院 麦谷 歩 武者 幸樹子 喜瀬 守人 亀谷 学 岡田 唯男   鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 0川崎市立多摩病院の麦谷歩と申します。よろしくお願いいたします。「医 学生が家庭医療講義を受けて、どのように変わるのか」というテーマで発表 させていただきます。 2008年 6月 4日 背景:日本のプライマリ・ケア卒前教育(先行研究)  【全国70の医学校でのプライマリ・ケアプログラム】            PC講義     42%            地域医療実習 65%      PC教育は現状で十分であると思う 1割未満 日本でのプライマリ・ケア卒前教育は不十分と認識されている (高屋敷明由美他:プライマリ・ケアに関する卒前医学教育カリキュラムの現状.  医学教育. 2003,34(4):215-222) 1 1背景 この先行研究では、 プライマリケアの講義を導入している大学は42%、地 域医療実習を導入している大学は65%ありましたが、その内容が学生にと って十分であると考えている担当者は1割に満たず、多くの医学校がまだプラ イマリケア教育が足りないと認識していました。 2008年 6月 4日 背景:先行研究 • 卒前の家庭医療講義の評価を行っている研究は少ない 対象学年 佐藤他 (2003) 柴田他 (1999) 橋本他 (1987) 鈴木他 (1996) 松村他 (1997) Laura E 他 (2003) 5 介入 開業医実習(3日間) 方法 前後のフォーカ スグループ アンケート アウトカム 開業医の イメージ 開業医の イメージ なし 結果 イメージの変化, 開業医が行 う医療に理解 イメージが変化したと回答 6 講義, 開業医実習 講義(1日), 開業医 実習(2‐7日間) 開業医実習(3日間) 2,3,4 報告書 開業医の医療に理解 4,5 学生時実習 した研修医 報告書 なし 開業医の医療に理解 医の倫理,家庭医機能を学ん だ,進路に影響 開業医実習 アンケート なし FPに興味の ある学生 FP主導の講義,実 習,WS,SGDなど アンケート FPに対する認識は,FP主導で ないものと変化なし 2 2背景 また、家庭医療やプライマリケアの講義や実習の報告はいくつかありますが 、海外を含めその評価を行っている研究は少なく、特に講義の評価を行って いるものはほとんど見当たりませんでした。 2008年 6月 4日 方法 【対象】 ‘07年に選択科目「家庭医療」を受講した第4学年10名 【介入】 60分の講義12回(概要後述) 【比較対象】 介入前 【方法】 質問紙法によるmixed method       学生の評価には影響しないこと、匿名性の保持を明示 【アウトカム】  ① 家庭医療、プライマリ・ケア、総合診療に対してのイメージ  ② 症例5件について関わるべき専門医の列挙(設問後述) 【分析】  ① イメージの変化 → 質的  ② 家庭医の診療範囲、能力の理解の変化   →家庭医を含むべきと考えた学生の増加 (McNemar test)   →必要と考えた専門分野の数の平均値 (paired-t test) 【倫理的配慮】    聖マリアンナ医科大学生命倫理委員会 承認番号 第1386号 3 3方法 方法です。聖マリアンナ医科大学では、2002年より第4学年の選択科目 として「家庭医療」という科目を設けています。今回、2007年にこの講 義を受講した、第4学年、10名を対象に、全12回の講義を実施し、受講前 後に質問紙による調査を行いました。この研究は聖マリアンナ医科大学生命 倫理委員会による承認を得ています。 アウトカムは、1つが、受講前、受講後それぞれの時点での家庭医療、プラ イマリケア、総合診療に対してのイメージの自由記載と、もう1つは、症例5 件を呈示し、それぞれに関わるべき専門医を列挙してもらうという内容です 。 分析はイメージの変化を質的に評価し、症例に関わるべき専門医の回答から 、家庭医の診療範囲及び能力の理解の量的変化を統計学的に検定しました。 2008年 6月 4日 方法 【講義の目標】   「家庭医療」「家庭医」とはどんな医療、医師であるかを講義を通して具体 的イメージとして捉えられるようになる。 【質問内容① イメージについて】 a. 現時点であなたが持っている「家庭医療」「プライマリ・ケア」「総合診療」に ついてのイメージを教えてください。 b. 「家庭医」がいわゆる「専門医」より優れている・得意としている所が、ある とおもいますか。あるとしたらどんな所でしょうか。 c. いわゆる「専門医」の方が「家庭医」より優れている・得意としている所が、 あると思いますか。あるとしたらどんな所でしょうか。 4 4方法 介入である講義の目標は「家庭医療」「家庭医」について講義を通して具体 的イメージとして捉えられるようになることとしました。 ひとつめのアウトカム、家庭医療、プライマリケア、総合診療に対するイメ ージについての質問内容はここに示すとおりです。 2008年 6月 4日 方法 【質問内容② 家庭医の診療範囲、能力について】  以下の症例の普段の定期的な通院として、どのような分野の医師にかか れば良いと思いますか。「家庭医」を含めて必要最小限の分野を挙げて ください。   症例1.   4歳 男児: 喘息、両親が喫煙者   症例2. 49歳 女性: 糖尿病/高脂血症/高血圧、更年期様症状あり、                 夫は単身赴任中、姑と同居、最近ふさぎがち   症例3.  65歳 男性: 5年前に前立腺癌手術、術後安定   症例4.  23歳 女性: 喘息でステロイド吸入中、最近妊娠が発覚   症例5.  17歳 女性: ニキビに悩んでいる、最近彼氏ができた 5 5方法 もう1つのアウトカムである「家庭医の診療範囲、能力についての評価」は 、ここに示す症例5件を呈示し、「症例の普段の定期的な通院として、どのよ うな分野の医師にかかればよいと思いますか。「家庭医」を含めて必要最小 限の分野を挙げてください」と質問しました。どれも基本的には家庭医単独 で対応できると思われるものです。 2008年 6月 4日 講義内容 題目 家庭医療とは 生物心理社会的モデル 地域志向型医療 患者教育・行動変容 患者のライフサイクルへの取り組み 幼小児期へのアプローチ 思春期へのアプローチ 成人へのアプローチ、婦人の健康 壮年期のケア 老年期のケア 家庭医療におけるEBMの活用 日本で家庭医になるために レク チャー ロール プレイ ディスカッ ション 講師 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 6 ● ● ● ● ● ● 小野沢滋 亀田総合病院在宅医療部 松下明 奈義ファミリークリニック 森敬良 兵庫民医連家庭医療学センター 岡田唯男 亀田ファミリークリニック館山 田頭弘子 The University of Manchester ● ● 6講義内容 介入である講義内容はスライドの通りです。内容は、疾患各論ではなく、家 庭医の考え方の基盤となる理論について、教育方略はできるだけ具体的な症 例を多く用い、ロールプレイやディスカッションを取り入れて、参加型学習 を重視しました。講師は、約半数が外部講師です。 2008年 6月 4日 結果: 基礎データ、質的分析 回収率    前 10名(100%) 後 9名( 90%) 家族に開業医や家庭医、プライマリ・ケア医がいる割合  3名(33%) ① 家庭医療、プライマリ・ケア、総合診療のイメージ 家庭医療  受講前 「地域」という言葉はみられるが、「家庭の医学」「内科総合」など漠然  受講後 「地域」という言葉が増加。「家族」「要望」「ニーズ」という言葉が新た        に見られた。 プライマリ・ケア  受講前後とも 総合、終末期、ファーストタッチ、振り分け などのイメージ 総合診療  受講前後とも 総合、内科、ファーストタッチ、振り分け、低い専門性 などの  イメージ 7 7結果 結果を示します。回収率は講義前が10名100%、講義後は9名90%で した。また家族に開業医や家庭医、プライマリケア医がいる割合は3名33%で した。 イメージに関する回答では、家庭医療に関しては、受講前は「地域」という 言葉は見られるものの「家庭の医学」「内科総合」「よくわからない」など 漠然としたイメージでしたが、受講後は「地域」という言葉が増加し、「家 族」「要望」「ニーズ」といった言葉が新たに見られました。対照としての プライマリケア、総合診療のイメージは、総合、振り分け、ファーストタッ チなどのイメージがあがりましたが、受講前後で大きな変化はありませんで した。 2008年 6月 4日 結果: 質的分析 「家庭医療のイメージ」(受講前) • • • • • • • • • • • 内科総合 町の内科のお医者さん かかりつけ医 薬を飲むだけで、具体的な治療は行っていない(家庭の医学) 名前は聞いたことがあるが、具体的なことは知らない 軽度の症状を診る 地域に密着した医療 在宅医療 女性に向いていそう アメリカの家庭医 敷居が低い、患者との距離が近い 8 8結果 これが受講前の家庭医療のイメージとして挙げられたものです。 2008年 6月 4日 結果: 質的分析 「家庭医のイメージ」(受講後) • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 患者の要望にできるだけ多く答え られる 多くのニーズに答えることができる 地域のニーズに合わせた分野の 医療をする医師 地域に密接な関係を持った医師 で、総合的な診療を行える 地域により密着した、病気だけでな く家族や社会を診る診療 家族など周囲の環境も含めて患者 さんを診る家族・周囲の人も治療 対象にできる 患者を家族や社会の中の一人とし て捉える 疾患だけでなく、家族背景や予防 に力を入れている 具合が悪くなったらまず行く医者 患者の人生に影響できやすい 一つの専門分野で、きちんとしたト レーニングをつむことが必要 あらゆる分野の患者をみれる より社会性に優れ、「患者」という 人の支えになりうる 赤ちゃんから老人まで全ての世代 の人を診る ライフサイクルを通して診る 全体的に総合診療を行える 専門医より多くの疾患に対応でき る 患者が来たらどんなものでも診る Generalist 9 9結果 これが受講後の家庭医療のイメージとして挙げられたものです。「家族」「 地域」「ニーズ」「ライフサイクル」など家庭医療を特徴づける言葉が増加 しています。 間 2008年 6月 4日 結果: 量的分析 (*は統計学的に有意) 01234567 喘息 49歳 更年期等 65歳 前立腺癌 23歳 喘息,妊婦 17歳 ニキビ,彼 ,-‘ 4歳 ) ( ) P= 0.0455 * P= 0.0833 P= 0.6547 P= 0.0253* P= 0.0047* P< 0.0001* #!" 01238 0129:;2 :;238 $!" %!" &!" '!!" ,-# ,-/ ,-$ ,-. *+ ( ) ( ) ( ) ( ) ( !" :;23?@ 10 10結果 次に症例を提示して、関わるべき医師の分野を挙げてもらった結果です。左 の薄い青色が「家庭医のみで診られる」と答えた者の割合、濃い青色が「家 庭医に加え、その他の専門医」を挙げた者の割合、黄色は「専門医のみ」を 挙げた者の割合です。 ご覧のように、どの症例においても介入後において青色部分が大幅に増加し ており、併診を含め「家庭医」が必要と考えた学生の割合が増加しています 。各症例に必要最低限の専門分野を挙げてもらったので、家庭医でなければ 提供できないケアの存在が認識されたと考えられます。 間 2008年 6月 4日 結果: 量的分析 (*は統計学的に有意) 各症例において、家庭医以外の分野で挙げられた医師(併診も含め)の数 の平均の変化 前 症例1 (4歳、喘息) 症例2 ( 49歳、更年期等) 症例3 ( 65歳、前立腺癌) 症例4 ( 23歳、喘息,妊婦) 症例5 ( 17歳、ニキビ,彼) 全体 後 0.78 1.11 0.44 0.89 0.11 0.67 p value 0.0843 0.0039* 0.4714 0.0497* <0.0001* <0.0001* 1.89 3.11 0.78 1.56 1.00 1.67 前後で必要とされる医師の分野数が減少 → 家庭医のカバーできる領域の広さが認識された 11 11結果 同様に、各症例において、家庭医療以外の分野で併診も含めて必要と考えら れた医師の数の平均も介入前に比べると半分以下に減少しており、家庭医の カバーできる領域の広さが認識されたと考えられます。 間 2008年 6月 4日 結論 4年生に対しての選択科目「家庭医療」は ① イメージ ① イメージ –  「家庭医療」のイメージを変化させ、「家庭医療」の具体 的イメージを捉えることができるようになった。 ② 家庭医の診療範囲・能力 ② 家庭医の診療範囲・能力 – 呈示した症例について家庭医が関わるべきと考える学生 が大幅に増加 – 必要と考えられる診療科の数が減少 – 家庭医療の診療範囲・能力を認識できたと考えられる 12 12結論 結論です。4年生に対しての選択科目「家庭医療」は、「家庭医療」のイメ ージを変化させ、「家庭医療」の具体的なイメージの獲得に寄与したと考え られます。 また、提示した症例のケアに家庭医が必要と考える学生が大幅に増加し、必 要と考えられる診療科の数が減少しました。このことは、家庭医療の診療範 囲、能力を正しく認識できたと考えられます。この変化は対象が9人にもか かわらず、大半で統計学的有意差を認める大きなものであり、介入のインパ クトは大きいと考えられます。 2008年 6月 4日 限界と今後の課題 【両方】 • 質問紙のみのため、学生の学びの質と量の一断面しか評価されていない • セレクションバイアス(選択制のため、興味のある学生が参加)の可能性 【質的】 • 理論的飽和に達していない可能性がある(数、方法) • 講師がデータ解析を行ったことでのバイアス 【量的】 • 対照群をおいていない • 講義直後の評価のため、変化が維持されるかは不明 【今後の課題】 • 対照群をおいた調査 • 質問紙以外のデータ収集 • 理解度の長期的追跡(キャリア選択も含めて) 13 12限界 本研究の限界としてはここに挙げる項目が考えられ、今後の課題として、対 照群をおいた調査や、インタビューなど質問紙以外のデータ収集法が望まれ ます。また受講した学生の理解度の持続や、その後のキャリア選択への影響 も調査が必要です。 2008年 6月 4日 結語 今回、学生は「講義」を通して、家庭医療の概念や家庭医の 提供する医療を認識することができた。 現在、日本の大学病院で家庭医のロールモデルを見つけるこ とは難しく、卒前教育で学生全員が「家庭医」のもとで「実習」を することには様々な制限があるが、家庭医による「家庭医療講 義」を行うことで、より大人数を対象に家庭医療への理解を促 す効果があると考えられる。ひいては家庭医療に携わる人材を 増やす効果を生む可能性もある。 今後、より多くの大学で全学生を対象にした「家庭医療講義」 の実施が望まれる。 14 13結語  まとめです。今回、学生は「講義」を通して、家庭医療の概念や家庭医の 提供する医療を認識することができました。  現在、日本において卒前教育で学生全員が「家庭医」のもとで「実習」を することには様々な制限がありますが、家庭医による「家庭医療講義」を行 うことで、より大人数を対象に家庭医療への理解を促す効果があると考えら れます。ひいては家庭医療に携わる人材を増やす効果をうむ可能性もありま す。  今後、より多くの大学で全学生を対象にした「家庭医療講義」の実施が望 まれます。 以上です。ご清聴ありがとうございました。