タグ別アーカイブ: 雑記

上手に嘘をつくこと(エイプリルフール企画後日談1)

昨日のエントリーから一夜明けて。

いくらエイプリルフールといえども、上手に嘘をつくことは難しい。人を傷つけることはまた別だからだ。
うまく嘘がつけるためには、いくつかの条件が必要。

1. 人の心をもてあそんではならない。嘘だとばれたときに嫌な気持ちを相手に残さず「爽快感」を残すような内容

自分にがんが見つかったとか、引っ越すことになった、仕事を辞めますとか、逆にこの地に永住することにしました、とか、xx病の治療法が見つかったとかはすべてシャレですまない。そのことを信じた場合に、すごくうれしかったり、逆にショックを受けたり、そしてそれが嘘とわかった場合に反動的に、怒り、場合によってはその人への憎しみの感情も生みかねない。

なのでショッキングなニュースよりは、本当だったらいいのに。という内容の方がbetter。

2. 普段嘘つきではならない
いつも嘘ばかりついていては、すぐにばれてしまう。全く嘘をつきそうにない「権威」「大企業」がやるとだまされる。
そういう意味で普段まじめにしていることが重要。
journal watchの配信するfirst watchでも昨日やっていました。(下記)信頼のある論文のサマリーを常々配信しているからこそ、そこに一つ冗談がまぎれていてもだまされる。自分は今朝読んでだまされました。
過去の多くの例もあとで挙げておきます。

3. 明らかにあり得ないことでもだめ。
すぐに嘘とばれるようでは成立しない。

ということで、普段嘘をつかないような人で、様々な受け手のあらゆる反応を想像した上で安全と確認できるような方法で、全くあり得ないのではなく、「もしかしたらあり得るかも」というぎりぎりの内容を考える、という3つの条件が揃わないとうまくいきません。
頭が良くて想像力が必要なのです。

そういうことで、ずいぶん前から毎年エイプリルフールではそういうネタを一発、と真剣に考えていたのですが、なかなか1の条件をクリアするもので、かつ「ありそうでない」というものは意外と思いつかないものです。そのため、毎年嘘がつけずに来ていました。

さて、昨日のネタですが、昨年のエイプリルフールの直前に思いついていたのですが、形にできるまでの具体化に至っていなかったので、お蔵入りしていましたが、幸い今年は発想が膨らみ、なんとか形に持っていくことができました。「アイデアはすぐに没にせずに、温めておく」

別エントリーで中身についてはもう少し突っ込みたいと思います。

どうか、傷ついた人のなかったことを祈ります。そして多くの人が楽しんでいただけていれば。

仕事も遊びも全力を尽くす!人生は楽しまなければ。

P.S.普段まじめに論文のサマリーとかエントリーしているのに昨日のネタでその10倍のPVがあったのはショック。色物の方がいいのだろうか。。。
しかし日本の場合は新年度でいろいろと忙しい時期なので大変です。

次のエントリーはこの企画のまじめな側面について

参考1)
トップ > 滝川クリステルジェネレータ

http://gedo-style.net/crstl/

今回妻の内情の功にてこのサイトを発見。このおかげで現実化に一気に加速しました。

参考2)

昨日のFirst Watchより。

「FDAがサルモネラを承認」

配信のメールだけで、メインのHPには掲載しないところがきちんとしています。

ちゃんとニュースサイトも用意してありました。

参考3)
エイプリルフール企画
起源もさることながら、過去の様々な企画がのせられています。 起源は結構深刻なものだったりします。

エイプリルフール 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下の方に毎年の様々なネタをまとめたリンクがあります

毎年のエイプリルフールのデマをまとめたWikipediaの記事

今年のもの
今年も白熱、エイプリルフールネタ合戦 「円谷プロ」など定番から新顔まで

金正日の後継者決定、ほしのあき結婚…ネット上のエイプリルフール

結婚、離婚、事故ったネタは個人的にはNGですが。。。

今年も四月馬鹿がやってきた–エイプリルフールネタサイトをまとめてみました CNET Japan Staff 2009/04/01 11:55

はてなスターのカラー版の販売開始および定額給付スター
googleマップとガチャピンのコラボ
ライブドア経営陣交代
などなど

読売新聞にも1面広告x2でサマーズが改名するので、名前募集とかいいながらbeetvの宣伝広告。(個人的に遭遇)

2008年まとめ
2008年 wikipedia

海外

April Fools’ Day wikipedia
バーガーキングによる左利き専用バーガー、などなど

最も長いタイトルのPubMed論文?

3/26/2009付けのClinical Cases and Images – Blog :Strangest PubMed title ever? And the same author has published a whole string of them…

にて紹介されています.時間がもったいないので翻訳しませんが以下のタイトルです.

I am a 64-year-old man, and I’ve always been proud of my perfect health record. I’ve also been proud of my full head of hair, even after the gray started creeping in. Four months ago I caught pneumonia and spent eight days in the hospital (three in intensive care). It took a while, but I’m finally back to normal – except that my hair is falling out. It comes out in clumps when I shampoo or even comb it, and it’s gotten noticeably thin all over. I remember reading about Propecia in your newsletter but I don’t have the old issue. Should I try the medication?

Simon HB. Harv Mens Health Watch. 2002 Jun;6(11):8.

しかも上記のリンクをたどって頂くと,右側のrelated articleのところに,同じ著者の同様の長いタイトルの論文が沢山出てきます.

全部で190個以上あるそうです.

著者は立派なハーバードの准教授

Harvey Simon is an Associate Professor of Medicine at Harvard Medical School and Founding Editor of the Harvard Men’s Health Watch.

この人とは関係ありませんが,
共著者が600人の論文なんてのも必見.

8/16/2007 PubMed Suprise: A Researcher with 600 Co-Authors on a Single Article

たまにはこの様なPubMedトリビアも.